私は、おそらくインターネット依存症もしくはインターネット中毒になっているのだろうと思う。こうして、自宅でインターネットに接続できるようになって、精神的安定状態になったことを実感してそう思う。

今回のADSLモデムの故障は、私にいくつかの教えを与えてくれた。


まず、私は、ADSLモデムが故障したとき、デスクトップPCにはアナログのモデムを搭載していないことに気付いた。iBookにのみ、アナログモデムを搭載していた。しかし、OCNの今の契約では、アナログ接続が出来ないことに気付かず、何度もやってみたが出来なかった。臨機応変に対応しきれていない自分が情けない。

インターネットに繋がらないことでの精神的な不安は大きかった。自宅でインターネットにつながらなくなっただけなのに、不安は大きかった。友人たちと食事をしていても落ち着かなかった。インターネットが、自分の暮らしの中の大部分を占めていたことにその時、ようやく気付くことが出来た。インターネットにつながっている時間というよりは、より密接な関係を持っていたことが自分にとっては大きかった。

また、今回は仕事を辞め、週末を含め4日間のリフレッシュ休暇の最中だったので、まんが喫茶に行く時間があったことが功を奏した。自分がまさかまんが喫茶でインターネットを利用するとは思ってもみなかったが、実際に利用してみると意外と楽しめた。Yahoo!インターネット検定の「インターネットコミュニケーションアドバイザー」もまんが喫茶で受けたが、自宅で受けているのとほとんど変わらない状態で受けられたので落ちても後悔しないと思う。結果は、9月1日午前0時。もうすぐだ。

自分にとってインターネットとは何だろうか?

テレビ番組表は、新聞を定期購読していれば、新聞を見ればいい。ネットに繋がっていれば、Yahoo!テレビで調べればいい。しかし、ネットに繋がらない状況の私は、ケータイで調べられることに気付くまでに少々時間を要してしまった。ケータイで調べるといっても、結局インターネットに繋がっている。

ファミレスのメニューも、行きつけのラーメン屋の営業時間も、初めて行く焼肉屋の場所も、すべてインターネットに繋がるからこそ調べることが出来ていた。しかし、インターネットに繋がらなければ、そう簡単には調べることが出来ない。

そう考えると、私にとってインターネットは、「あって当たり前のインフラ」なんだろうと思う。無くなったり、繋がらなくなれば生活することもままならなくなってしまう重要なインフラなんだと思う。ちょっと言いすぎだろうか。