2011年3月11日14時46分、三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。
地震で被災された皆様、お見舞い申し上げます。
私は、その時、六本木のオフィス15階のデスクで仕事をしていました。エンジニアが対応したものをチェックし終わり、最終確認までの1時間を資料作成でもしていようかと思っていたところ、激しい揺れに見舞われました。
ゆったりとした横揺れがだんだん大きくなったのにもかかわらず、ビルの防災放送がなく、「あれ?」という感じでした。身の危険を感じ、机の下にもぐりながら、「これは長周波地震動だから、宮城県沖か東海地震なのでは?」と思いました。
すぐに大声で「テレビつけて!」と叫んだあと、自分のデスクのPCでYahoo!の地震情報を開きました。
すると「宮城県北部 震度6強」の文字が目に入り、大声で再度叫びました。リロードすると、「震度7、津波10m」の文字が見えたので、それも大声で叫びました。
宮城県仙台市には妹一家が、福島県二本松市には実家があり、「これはヤバいぞ」と思いました。家族にケータイのメールで、状況を問い合わせるも返信はなく、電話もつながらない状態となってしまいました。
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