ゆで卵じゃなくて温泉卵な自分。

other | 2002年10月5日 22:20:00 | あべっち


昨日に引き続いて美味しんぼネタです。
今日、いつものように漫画が200冊ほど置いてある我が家のトイレに入り、「美味しんぼ」を読み始めました。
すると、「口で自分の人柄を語ってもシラけるだけ。食べ物で自分のことを伝えたい。」というページに行き当たりました。
以前、何度も読んだところなのに、なんだか今日はその言葉が異様に引っ掛かり、それから自分を表現する料理って何だろうと考え始めてしまいました。


中華の満漢全席のような派手な料理ではないし、コンビニに売られているようなインスタント食品でもない。
漫画の中では、お金がない元出世頭のAさんは、お金がないながらも農家をまわって新鮮でおいしい野菜などの食材を探し出し、手間隙かけて作ったポトフで相手に自分のことを知ってもらうことができたのである。
自分はなんだろうと考えた末に、自分は「温泉卵」だった。
本当は、じっくりゆでられゆで卵になるはずが、ちょっと早く鍋から出されてしまい、半熟状態の温泉卵として食卓にのぼってしまったといったところだろう。
社会人になる時、自立した大人として社会に出るはずが、生半可な状態で即戦力に抜擢されてしまい、1年経っても中途半端な社会人で、仕事を辞めて半年経つのに、煮え切らない気持ちを抱いたままで、本当の居場所も見つからない。
凝り固まったゆで卵のよりも瑞々しい温泉卵のほうが、濃厚な黄身の“陽”とやわらかい白身の“陰”が融合し、麺類によく絡み、より味わい深く変化させる。
組織の中でも、温泉卵のような存在になりたいと思っていてもなかなかうまくいくわけではない。
それでも、本当においしい温泉卵になるように努力したいと思う。