東京鉄道物語。

diary | 2002年10月8日 1:51:00 | abex


今日は、いったい何本の電車に乗ったのだろうか。
最初は、中央線で吉祥寺に行き、井の頭線で渋谷のひとつ手前の神泉に行った。
道に迷って歩き回って、ようやく目的地に到着。
それから、井の頭線で渋谷に行き、山手線で代々木に行き、総武線に乗り換え、浅草橋へ。
そこでも、目的地にたどり着くまで何度も同じところをぐるぐる歩き回った。
それから、総武線&中央線で帰宅。

電車にはいろいろな人が乗ってくる。


優先席に大股開きで座り、漫画を読むサラリーマン。
私の顔を見てやたらと大笑いするちびっこ。
買い物袋を提げて、ボーっと外を眺める主婦。
愛の言葉を耳元でささやき合う恋人たち。
TOEICの参考書を左手に、つり革を右手に持つ大学生。
携帯電話でメールを送り続ける高校生。

「電車」という共有の時間と空間の中で、単なる“移動”ではなく、オリジナルなモノを作り出している。

それは、“漫画を読む”だったり“笑い”や“笑顔”だったり、“もの思い”だったり、“愛”だったり、“知識”だったり、“コミュニケーション”なのだと思う。

私は電車の中で、音楽を聴きながら人間観察をし、うとうとと睡魔の奴隷になる。

人間はひとりひとり、皆違う。
だから、人間ってオモシロイ。