最近、仕事中に良く考えていることがあります。
それは、如何に組織を円滑に動かして、スピーディーに、高いクオリティのモノを作り上げるかということです。Webプロデューサーという仕事柄、多くの人たちと協力しながらモノを作ります。責任も重いし、多くの人を動かさなければ成り立たない役割なのです。
それは、ともすると「口だけ番長」になってしまいがちだけど、判断しなければならないところでは、きちんと判断をしなければならないし、時にはリーダーシップを発揮しなければならないときもあります。そういうと、語弊があるかもしれませんが、Webプロデューサーという立場でいる以上、年功序列を意識していてはやっていられないのです。その辺は、企業によるところが大きいと思いますが…私と一緒に働いている人たちは、ほとんどが私よりも年上の人たちですが、相手にもよりますが結構タメグチで話しています。他人行儀よりも良いと思うんです。でも、お願いするときは丁寧にお願いしているつもりです。
そんな私が、テーマにしているのは「自走する組織」です。
トップダウンの組織ではなく、チームのメンバーが協力してモノづくりを進めていける組織のことです。リーダーがつきっきりでモノづくりをしていくのではなく、判断がしなければならないところではきちんと判断し、進捗の管理をし、都度、報告や連絡、相談を受け、適切に対応するという組織です。つまり、チームのメンバーが手を動かすだけでなく、きちんと考える必要があるわけです。そして、できればいろいろ提案してくれるようになるとサイコー!だと思っているわけです。自分も提案しますけど。
そうなると、同時にいくつもの案件が動いていても、いっぱいいっぱいにならないと思うわけですね。そして、よりクオリティも高くなると。。。でも、意外とうまくいかないので、私の最近のテーマになってるわけですね。コミュニケーションも大事だし、クリエーターやエンジニアを和ませたりするのも必要。。。いつも笑顔でいてもらえるだけで幸せなんです。(自分が落ち込んでいる時は相談に乗ってもらってるけど。)
実は、今抱えている案件でも、「自走する組織」をテスト的に導入し始めています。関連する部署の人たちをアレンジして、専門的に案件に対応してもらえるようにし、方向性を決めたり、案件がスムーズに進むように進捗の管理をする役割だけを担うようにしてみました。もちろん責任を持つのは自分ですから、最終的な確認の作業とか付随することは自分でやります。
当分は、テスト的にいろいろ試しながら理想の「自走する組織」を模索したいと思います。
#どう考えても、我が父の影響が大きいような気がする。我が父がそこまで組織論とかリーダーシップを意識しているとは思えないが、その辺は一応考えているんだろうな。おそらく。
先週、ちょっと立ち寄った本屋でこの本を見つけて、読んでみようかなと思っています。
インデックス・コミュニケーションズ (2005/02)
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ここに書いてある事が実践できているか
お風呂の中でどうぞ
最高の教科書
「福助」再生に成功した藤巻さん流のリーダーシップを学びたいです。
チームリーダーの教科書
チームリーダーの教科書―図解 藤巻 幸夫 リーダーは難しいですね。思い描いたとおりにチームが動くことはまずありえません。 深く考えるほど分からなくなる気さえ…