「がっちりマンデー!!」などの番組で活躍していた川田亜子アナが、自殺したというショッキングなニュースがありました。

ZAKZAK
東京都港区内の自宅近くの路肩に止めたベンツの車内で２６日朝、元ＴＢＳアナウンサーで、現在はフリーで活躍していた川田亜子さん（２９）が死亡しているのが見つかった。

川田アナとの接点はありませんが、学年が一緒なので今日は悲しい気持ちになりました。現場が、私の家から徒歩10分ほどのところなので、さらにつらい気持ちになりました。

「体調が悪く元気がない」とブログに書く川田亜子が心配（日刊ゲンダイ） – Yahoo!ニュース
16日、川田はブログで、「体調が悪く、元気がないなか、仕事を下さった方、一緒に仕事をして下さる方、みなさんに感謝の気持ちと元気になりました。と報 告したく、書かせていただきました」とつづっているが、まだまだ周囲の心配は続きそう。早く元気いっぱいの姿を見せて欲しい。

実は、先週の日刊ゲンダイの記事を読んで、川田アナのブログを読んでいました。もしかすると、精神的につらい状況か、うつ傾向になってるのかなと心配していました。まわりにいた人たちも感じていたのかもしれませんが、助けてあげられなかったことが悔やまれます。川田アナの自宅も現場近くらしいので、おそらく私の家の近所だったと思うのですが・・・。

年齢が近く、女性の私だからこそ感じることもあると思うのですが、「自殺」という行動を起こしてしまうことは、、、やっぱり理解できません。でも、それだけ思い悩むまで、追いつめられていたのかなと思うと本当に悲しい思いがします。

28歳〜30歳は、仕事でもプライベートでも思い悩む時期です。仕事では、若手の台頭やポジションの頭打ち感、自分のキャリアパスと現実のギャップに悩み、転職を考える時期になります。女性は特に、30歳を目前に結婚も考えます。でも、仕事もプライベートも順調にいくことは、なかなかありません。

私自身も、何度も仕事で行き詰まり、会社を辞めることを真剣に考え、起業することを決意したり、、、それでも、自分の思い描くキャリアパスと現実とのギャップに悩み、大学院へ進学することを選択したわけです。結婚も、、、結婚したいなぁ〜と思う相手がいたし、30歳までにと思っていたけれど、自分の中で取捨選択をした上で、今も結婚していないわけです。思い悩んだこともいっぱいあったし、酒に逃げてたこともあったし、同僚や友だちにグチを言ったこともあったけど、聞いてくれる人がいたからなんとかやってこれたと思います。

大学院に行けたのは、会社で仕事をし、会社から給料をもらいながら勉強できるから。川田アナは、TBSを辞めてフリーとしてがんばっていたわけで、後ろ盾があったのか・・・。報道番組を担当したかったという川田アナの希望を聞いてくれる人はいたのだろうか・・・と思います。

思い悩んだとき、つらいときに、話しを聞いてもらうだけでもだいぶ楽になれたかもしれないのに、練炭を車に積み、自分で車を運転してレインボーブリッジの見える所に行き、自殺をするなんて・・・どんな思いだったのか・・・。

死を選択しないで、現状を打開する方法がなかったのか・・・、ブログに一時的に書いて削除された記事には、SOSが書かれていたのかもしれません。同世代として、本当に悲しい出来事です。

ご冥福をお祈りします。