テン・アローズ(旧シャルレ)の三屋社長らが、株主総会で創業家に総退陣を突きつけられ、創業家一族に経営権が移ったことは企業のイメージダウンにつながると思われる。

FujiSankei Business i. 産業/テン・アローズ 三屋社長ら総退陣 イメージ悪化必至 

女性下着やギフト商品の販売を手がけるテン・アローズの創業家が、三屋裕子社長ら同社取締役を総退陣させた。販売代理店などでは三屋氏支持の声が多いといわれる中、議決権ベースで株式の過半数を保有する資本の論理を前面に出した今回の“騒動”は、同社のイメージダウンにつながりかねず、回復の兆しを見せていた業績への影響も懸念される。

ミートホープの同族経営が話題になってる時に、テン・アローズ(旧シャルレ)は3年前に創業家が招いた三屋さんが社長についたわけで、同族経営から足を洗ったはずなのに、また戻ったわけです。

結局、創業家の長男の社長就任のタイミングを見てただけなんじゃないかな。
しかも、三屋さんを招いた前会長は、会長を辞める時に約9億円の退職慰労金をもらってるわけですが、その前会長は再び取締役に就いているわけです。
なんか納得できませんよね。


記者会見の最後に、司会をされていた社員が個人的な意見として、「今回のことを残念に思う。」と発言していました。

創業家がえりじゃなくて、第三者に経営を託すとか総退陣ではなく、そんなに長男を経営陣に入れたければ現経営陣に加わるくらいからやればいいと思うんですが、完全に同族企業になったことで少なからず企業イメージのダウンになると思います。

結局、親は子どもに甘いんですよ。

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