急転直下とは、「様子が急に変わって解決・結末に向かうこと。（powered by三省堂）」だそうですが、昨日は、その正反対の状況を味わってしまいました。一抹の不安は結局解消されず…

昨日、仕事をさっさと切り上げ、週末に父親が書いた委任状を手に、マンション業者の本社に乗り込みました。しかし、私は朝から落ち着かず、胸の奥のざわざわ感が残ったままの状態で、とりあえず不動産屋に行ったのです。場所は、都内某所の高層ビル群が立ち並ぶ辺り。

行くと、この売買契約のために呼ばれたと思われる宅地建物取引主任者と営業担当者が待ち受けていました。

事前交渉での合意値引率は10％。私が昨日、実際に目にした書類には9.77％で記載されており、ギャップは0.23％。しかし、トータルの金額が大きいためその差はかなりの金額になってしまいました。エアコンが何台か買えちゃうかもというくらい。

そのギャップについて、不動産屋は我が父に一切説明しないまま契約しようとしていたため、急遽、我が父に電話。営業担当者は私が自分のケータイで父に掛けた電話を取り上げ、父と交渉。説得するというより、「その分、自腹切ってお支払いします。」とか「これが業界の常識だ。」とか、お客との関係を悪くさせる言葉が何回も繰り返され、20分以上も私のケータイで話し、私がケータイを返せというジェスチャーをすると、「お嬢様は、お仕事で忙しいようなので、もう決めちゃいましょうよ。」というバカな言葉を我が父に言う始末。私は忙しくもなんともない状況。その後、私と父の話し合いにより、そのギャップを営業の人の自腹で払ってもらったところで、スッキリしないままサインするのは嫌だという認識で一致。

営業担当は、その上司に相談。すると、その上司から我が父に電話。私はその場にいなかったものの、そこでもケンカになったようで…決裂。営業担当とその上司が、私の前に突然座り、「お父様はお酒を飲まれてますか？」とか、「いや～、10％とは言いましたけど、金額的には合意できてたはずなんですが…。」とか、「他のマンションのほうを気に入ってるみたいですね～。」とか、娘の私が目の前にいる状況で、我が父の悪口を言う始末。私の頭の中では、「今言ったことが、そのまま父親に報告されるのわかってるのか？」とか、「なんでお客に高圧的な態度とってるの？」とか、「物は良いのに、人は最悪な会社だな～。」とか、もうこいつらのマンション買いたくねぇ～という状況。

ということで、私のほうから、「今回の件はクリアにしましょう。」と発言し、売買契約書にはサインしませんでした。もう金輪際、あの会社の物件は買いません。

最後に、あの会社は説明責任を怠っていました。私が買おうとしていた物件は、すでに申し込んでいる人がいました。しかし、住宅ローンの審査が通らなかったということで私にチャンスが回ってきました。しかし、その人のキャンセル処理が済んでおらず、済んでいない状態で私と売買契約を結ぼうとしていたのです。これに関しては、父には電話で「済んでいます。」というようなことを言っていたみたいですが、私が昨日の席で最後の最後に、「前に申し込んでいる人のキャンセル処理は済んでいるんですか？」と聞いたところ、営業担当者は「いえ、あの～、キャンセルするとは言ってるんですが、まだ、書類が届いてません。」としどろもどろ。「それじゃ～、二重販売になる可能性を含んだまま販売しようとしてたわけですね。これについて、いつ説明してくれるのか待ってたんですが、何も説明しないままでしたよね？であれば、なおさら私はあなた方と売買契約を結ぶ気にはなれません。」と私は半分キレ気味で吐き捨て、その不動産屋を出ました。

ということで、都内で何棟もマンションを販売している会社なのになぁ～と残念な思いもありつつ、良い物件なのになぁ～という残念な思いもありつつ、営業担当者の対応の悪さは破談の最大の要因になってしまいました。（実は、それについて書いているページを見つけちゃいました。）このマンション業者について知りたい方は、ぜひコメントください。

まあ、マンションを3月までに購入するということは決まっているため、良い物件があればすぐ見に行くし、良い物件で価格が予算とマッチすればすぐに購入します。イチオシ物件がある不動産屋さんは、ぜひコメントを！！希望は、都内2LDK～3LDKで55平米以上。できれば新築。六本木、新大久保まで30分で行けるとこ。5年～10年先に賃貸に出してもすぐに借り手がつきそうなとこ。それと、価格以上のバリュー感があること。デザイナーズマンションならなおよし。

さあ、また忙しくなりそうだ。