雇用する側、される側。

diary | 2004年3月6日 7:48:42 | あべっち


昨日、10時半ごろ帰宅したらすぐに父親から電話が来た。着替えもまだだったが、電話で話すことに…。

最初は、情報リテラシーとウェブ上での個人情報保護について父親にレクチャーしていたが、話しはどんどん雇用とか人材育成とかそういう内容にシフトしていった。


私の父親は起業家というか企業経営者なので、私と父親の関係は親子というよりも、それぞれを「一経営者」と「経営者を目指す者」(これは父親の一方的な決め付けでもある)というちょっと変わった関係である。話す内容の99%は株価の動向とかビジネスに関すること、企業理念とか仕事に関すること、インターネットやPCに関することであり、これは子供の頃から変わっていない。その方が、自分の意見を言えるというのは確かである。今現在は、私の意見をだいぶ聞いてくれるようになったが、子供の頃は押しつけに近い状態だった。それに反発していた時期もある。

昨日は、突然父親の会社を辞めると言い出した幹部社員の話しだった。これまで、手取り足取り仕事を教えてきたし、会社の金で勉強もさせたのに、身内に誘われたから今月中に会社を辞めると言ったのだそうです。それでは、引き継ぎの時間が無いので無責任ではないかと父は話したそうです。

私自身が今の会社を辞めようと検討し始めている状況であり、父親が出資をして事業を任せるという話もちょっとあっただけに、まさに辞めたいと言い出した社員と似た状況におかれているのだと思いました。私自身は、自分のやりたいことを明確に決めており、父親の力でどうこうして人生を生きていく気が無いため、父親の言葉に甘えるという選択は無いのですが、私にはこの社員の気持ちがちょっとだけ理解できました。

雇用する側は、今までどれだけ目を掛けて教育してやったと思っているんだ…というスタンスでいますが、雇用される側は、自分の努力で実力を付けてきたと思っています。すでにその段階で噛み合っていません。まぁ、それ以外に処遇や待遇、社内でのポジションなどなど雇用する側とされる側には考え方に数々のギャップを生じており、それを埋めるためにそれぞれが努力しなければならないのでしょうが、それをシステマチックに管理するのはなかなか難しいと思います。

という電話を45分も続け、終わった時には11時を過ぎていました。それから晩ご飯を食べ、サーバーの移設作業を進めました。明日にはDNSの書き換えができそうです。

電話だけで本当に疲れました。

2 Comments to “雇用する側、される側。”

  1. すぎやま | 2004年3月8日 16:25:50

    お疲れ様でした。

    これはもうどっちもどっちで、それぞれの立場においては正しいとか間違ってるとかじゃないですからね。

    ただ、雇用される側が雇用する側の視点を持つのは逆よりもかなり難しいと思いますので、「雇用する側が考えんとなぁ」と小なりといえども経営者としては思うのであります。

  2. あべっち | 2004年3月9日 9:29:00

    >すぎやまさん
    コメントありがとうございます。
    そうですね。お互いの立場を理解しないとなかなかうまくいかないですね。
    雇用する側がされる側を経験しておくことは大事だなぁ~とつくづく思います。