雑誌「編集会議」を読んだ。

Book & Magazine | 2003年10月24日 7:20:48 | abex


20031024.jpg 昨日、なんとなく六本木の本屋に立ち寄り、ぶらぶらしていると雑誌「編集会議」に目が行った。

「総力特集 エッセイストになる!」

表紙の赤くて大きなキャッチコピーで、思わず手に取ってしまった。


パラパラとページをめくると、「Webログでエッセイを書く」というKandaNewsNetworkの神田さんの記事があった。
おもしろそうなので、雑誌「編集会議」を買った。
早速、電車の中で読み始めた。

全体的には、文章を書くためのツールとして様々な“ブログ作成ツール”(最近、MTとかをこう説明してる)を利用してみては?・・みたいな内容。
Webログやブログ作成ツールって何なの?が記事の半分ぐらいを占めている。

ここで注目したいのは、Trackbackの説明。
具体的な例を出すことで、技術的な記述を必要としない、というか、しなくても説明できてしまう・・・Trackbackを頭の中で想像しやすい表現がされている。

「~新たなインターネットのムーブメントが起きているのだ。」という記述は、ある意味当たっているが、“ブログは単なるブーム”だとも言えなくも無い。
“ブログは、従来のテキストサイトと大差無い”と考えるテキストサイト好きはいるだろうし、そういう人は「~新たなインターネットのムーブメントが起きているのだ。」という考えに異論を唱えるだろう。
“ブログは単なるブーム”なのか、“インターネットのムーブメント”になりえるかは、ブログを作る人の裾野をどれだけ広げられるかということと、どれだけ認知されていくかということが関係してくると思う。それ以外にもいくつかの要素が必要になると思うが・・。

そうは言っても、Webログは書く切っ掛けになると思う。そして、書くためのネタを探すようになる。それが日常化していくというのが理想だろう。ただし、これがノルマになると、書くことが苦痛になってくる。
Webログに限らず、書くことが苦痛にならないためには、自分のペースをつかむことだろう。私は、帰宅が遅かったり、どうしても寝たかったら、ブログを書かないと決めている。そう言う日は、朝起きてからの1時間、ニュースを見ながらノートPCに向かい、書くようにしている。

日記CGIで書いていた3年間とブログに書いている6ヶ月で、すでに原稿用紙で数百枚分になる。
すでに本1冊分は書いているだろうが、これをエッセイと呼べるかどうかと言われると・・・呼べない。
でも、それでいいと思う。書きたいことを書いているだけだから。