いつも通り2~3日前に日経WOMANを買いました。私の友人には、派遣社員などの正社員ではない働き方を選択している人もいるので、あまり書くべきではないのかもしれませんが、今号の中で一番興味をもった記事なので書いておきます。

日経 WOMAN (ウーマン) 03月号 [雑誌]
日経ホーム出版社 (2006/02/07)

私は、今、正社員として働いていますが、大学を卒業してからこれまでず~っと正社員だったわけではありません。


大学職員時代は、嘱託職員でした。給与とか厚生面は、正職員とまったく変わりませんでした。仕事についても、仕事量も変わらず、職域が専門だったという程度でした。いわゆる、非正社員でした。そのあとも、飲食店の本部でアルバイトをしたりもしました。派遣会社にも登録してたし…。その後、ネット関連会社にアルバイトで入り、契約社員にレベルアップ。まあ、アルバイトのときも契約社員のときも給料も厚生もほとんど変わらずでした。んで、結局、契約社員になって3ヶ月で辞めて、正社員として採用してくれるところにとなったわけです。

つまり、私は、社会人になってから非正社員の期間が意外と長いわけです。
そこで、重要だったのは、雇用保険と厚生年金と健康保険。大きい会社はその辺がちゃんとしていましたが、個人経営みたいな会社はその辺が全然なく、国民健康保険に入っていました。辞めて失業期間があったときは、雇用保険の重要性を実感しました。

それに、所得が確実に違います。生涯賃金という形で計算するとその違いに驚きます。
これについては、日経WOMANを読んでいただきたいのですが、ボーナスの有無は大きな差になってきます。

働き方は人それぞれで良いと思っています。
正社員は責任も付きまとうし、個人的な都合で休むにも仕事の段取りをつけて流れが止まらないようにしてからでないと休めないし、体調不良であろうが、無理しなければならないこともあります。夜中まで仕事をしなければならないこともあるし、それが続いて、大切なものを失ったこともあります。でも、やりがいはあります。

正社員と非正社員の両方を経験している私としては、正社員と非正社員のどちらが幸せかと言われても、なんとも答えようがないのです。どちらも幸せで、どちらも大変で、どちらも自分にとって大事なプロセスだったという感じでしょうか。