パソコン通信が教えてくれたインターネットサービスの課題。
Internet | 2005年2月22日 10:42:46 | abex
ニフティがパソコン通信サービス「NIFTY-Serve」を2006年3月末でを終了するという報道があった。子供のころ父親にパソコン通信を教えてもらった私としては、ちょっと寂しい思いがした。しかし、パソコン通信からインターネットの時代になっても、変わらないものがある…インターネットサービスを提供する側の私に苦言を呈する記事。
タダでリソースをバラまけば、人は集まってくる。だが人がそこに留まり続けるには、それなりの理由がある。そして人が去るのにも、また理由がある。サービス業者は、次の手まで考えているだろうか。
たしかに、Webメールの容量やブログサービスの保存容量は確実に拡大しつつあり、パソコン通信時代では到底考えられない大きさになった。しかも、それがサービスの売りになってしまって、機能面では横並びのサービスが山のようにある。
だから、同じようなサービスに乗り換えることができるわけだけど、サービスを提供する側は留まってもらいたいと思っている…留まってもらうために容量を増やすというのは、それが魅力だと勘違いしているだけなのかもしれない。
パソコン通信の魅力は「容量」ではなかった。そのことを忘れていたのかもしれない。