自分は、小さい頃から都会で暮らすことが夢だった。
ど田舎で育った私は、田舎コンプレックスだった。
バスは1日3本。最寄り駅まで車で15分~20分。
そんな暮らしが嫌だった。
だから、小学校の卒業文集にも“東京の大学に行きたい”と書いた。
そして、夢がかない、東京の大学に進学し、卒業することが出来た。
地元に戻る友人もいたが、自分は東京での暮らしを選択した。
“自分にはやるべき何かがきっとある”と信じていた。
1年間は大学に残って働いた。
そこそこ良い暮らしをすることが出来た。
しかし、何かが違っていた。
だから、仕事を辞めることにした。
そして、あれからもう半年になろうとしている。
夢見がちな自分が、地に足をつけ、何かをつかみたいと思える相手に出会ったのだ。
神様、どうか私の夢をかなえさせてください。