老舗「玄海」で絶品の水たきを食べた。
diary, eat & drink | 2009年12月20日 21:44:24 | abex
昨夜は、大学院のクラスメイトと忘年会をしました。
お店は、幹事さんのセレクトで、水たきの老舗「玄海」でした。なんとお店は、料亭の風情があり、私にはちょっと場違いな感じさえありました。
入口から格が違うというか・・・、番頭さんのような方が靴を下足部屋に片づけてくれたりとか、もう、客の扱いが半端なく丁寧なのです。絨毯敷きの階段を3階まで上がり、大きな御座敷に通されました。12人には十分すぎる広さでした。
まずは、食前酒。柚子の香りがさわやかな感じで飲みやすかったです。
そして、鶏皮せんべい。酒のつまみにピッタリの一品でした。
次に、季節の肴。料亭の感じが、この辺からどんどん出てきました。
とりわさも絶品。脂っこくなく、さっぱりと味わいました。
主役の水たきは、お店の方が取り分けてくださいました。まずは、コラーゲンたっぷりの鶏スープを味わい、そのあと鶏肉をいただきました。ここの水たきは、純粋に鶏肉とスープを味わうために、お野菜は一切入ってません。鶏肉はあとから追加してもらい、みんな無口になってお腹いっぱい食べました。
水たきの鶏肉は、骨離れがよく、食べやすく、本当においしい鶏でした。お店の人が言うには伊達鶏を使用しているそうです。
煮物の鶏団子がまた絶品。ほどよい歯ごたえと絶妙な味付けは、これまで食べたことのない味でした。
酢の物は、洋ナシとマンゴーと白きくらげでした。洋ナシとマンゴーを酢の物にするというのは、目から鱗でした。
香のものと雑炊。雑炊は、水たきの鍋で作ったものではなく、店の厨房で作って取り分けたものが運ばれてきました。風邪をひいた時にこの雑炊を食べたら治ってしまうのではないかと思うほど、とっても美味しく。満腹だと思っていたお腹にすーっと入って行きました。
お値段は、さすが老舗なだけあって、その風格にマッチするお値段でしたが、その価値があるお料理の数々でした。
大学院生とはいえ、社会人向けのビジネススクールに通うクラスメイトなので、それに相応しい会費でしたが、大変楽しい時間でした。
さあ、修士論文の執筆をがんばらねば。
|
Leave a Comment